エールフランス航空、航空券連帯税の増額分徴収取りやめ
羽田-アメリカ間発着枠、ANA4枠 JAL2枠を配分 国交省
5月現在、羽田発着の米国方面における国際線はANAがホノルル線とロサンゼルス線、JALはホノルル線とサンフランシスコ線。すべて羽田を深夜に出発する便で、今回の配分で両社は既存の深夜便を昼間時間帯の運航に移す予定です。また、ANAは残り2枠(昼間1枠・深夜早朝1枠)を新たな路線開設に利用することができます。
今回のANA4枠、JAL2枠という配分に関して、2012年8月10日に国土交通省航空局より発信された文書「日本航空の企業再生への対応について」により、JALは2017年3月末まで新規路線開設や投資等が制限されていることから、また、航空会社間の適正な競争環境を確保するため、今回の配分に至ったものとみられています。
なお、アメリカではユナイテッド航空(UAL)がサンフランシスコ線とニューアーク線、アメリカン航空(AAL)がロサンゼルス線とダラス線、デルタ航空がロサンゼルス、ミネアポリス、アトランタ線、ハワイアン航空(HAL)がホノルル線とコナ線を米国運輸省に申請しています。ANAとJALは5月現在、未定です。
羽田空港からアメリカへのフライトは深夜早朝便のみで、羽田から昼間にアメリカへの直行便が増えると、羽田から就航していないニューヨークなどアメリカ東海岸に日中に到着できるようになります。