九州新幹線、全軸で脱線 運輸安全委員会は事故調査官派遣

九州新幹線

国土交通省は、4月14日夜に発生した熊本県を震源とする地震で、九州新幹線の熊本駅から熊本車両基地間の本線上で、回送列車1車両の全軸が脱線したと明らかにした。

脱線したのは6両編成の800系車両。九州新幹線開業と同時の2004年にデビューした。運輸安全委員会は、事故調査官3名を派遣して調査を実施している。

また、営業列車で駅間で停車した列車は3列車で、15日午前1時17分までに、300人以上の全員が救済されている。いずれの列車も脱線などの被害はなかった。

九州新幹線は、15日は終日運転の見合わせをすでに決定している。

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