ゴールデンウィーク前半出発に人気が集中、アメリカやオセアニアが前年比好調 JATA調査

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日本旅行業協会(JATA)は、JATA会員会社の社員339名を対象に、ゴールデンウィーク(GW)の人気の方面調査を行い、人気ランキングとして発表。さらに、GWの販売動向調査を行い、旅行傾向についても発表した。

GWの海外旅行先人気ランキングでは、女性グループを中心に人気の台湾が1位にランクイン。2位にはファミリーに人気のハワイ、3位にはマリーナベイサンズに宿泊するツアーが人気のシンガポールとなった。

海外旅行の動向として、前半に出発が集中していることが特徴だ。さらに、燃油サーチャージが低下していることが影響してか、アメリカ・カナダは前年比145.7%増、オセアニアは202.9%増など、長距離旅行の人気が高まっている。ただ、インバウンド需要が高まっている影響から、人気方面の航空券確保が難しい状況となっている。今から予約する場合には出発を後半にずらすなどの対策をしたほうが良いようだ。

また、夫婦・友人同士などでのシニア旅が引き続き好調。東南アジア方面が人気となっているが、南米、ハワイクルーズなどの人気も高い。また、首都圏や地方からの利便性が高い羽田発着ツアーが好調となっている。

GWの国内旅行人気ランキングでは、北海道新幹線開業効果で北海道が1番人気となった。次いで東京、沖縄、大阪などが続く。国内旅行も海外旅行の動向と同じく、GWの前半に出発が集中している。少しでも空いている方がいいなら、後半の旅行が良いようだ。北海道新幹線開業効果で、北海道、東北の人気が上昇傾向となった。GWには東北、北海道で桜が見頃になるとあって、より一層人気が集まっている。

また、火山活動が収まった箱根方面が去年の反動で人気上昇。大河ドラマ「真田丸」の影響で、信州や竹田城、姫路城などの城の人気が上昇している。

■海外GW旅行人気ランキング
1位:台湾
2位:ハワイ
3位:シンガポール
4位:グアム
5位:タイ
6位:ベトナム
7位:オーストラリア
8位:アメリカ(本土)
9位:香港
10位:韓国

■国内GW旅行人気ランキング
1位:北海道
2位:東京
3位:沖縄
4位:大阪
5位:北陸

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