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【完全保存版】LCCの独自手荷物規定に注意 受託手荷物料金に1,400円の差も(2016年3月・台湾、香港線版)
日本を発着するLCC(格安航空会社)の中で最も多くLCCが就航しているのが台湾線で、6社のLCCが就航している。台湾に次ぎ、香港線は4社のLCCが就航しており、それぞれのLCCで独自の規定を持っている。
本記事では、東京(成田・羽田)と大阪/関西発着の台湾(台北・高雄)、香港線に絞り、各LCCの手荷物規定についてまとめた。
なお掲載した受託手荷物料金は、日本発の日本円の料金。また、片道の受託手荷物が含まれていない運賃の場合の料金で、航空券購入と同時に購入した場合の料金を表示している。LCCによっては空港やコールセンターなどでの購入した場合と料金が異なり、一般的には航空券購入時に購入したほうが安く済む。
各社とも受託手荷物や座席指定料金が含まれた運賃も販売しているので、セールなど運賃が相当に安い場合などを除いてオプションが含まれた運賃のほうが安くなる場合も多い。
ジェットスター・ジャパン、ジェットスター・アジア
東京/成田〜台北/桃園・香港線、大阪/関西〜台北/桃園・香港線
機内持ち込み手荷物は、キャリーケースなどの大きな手荷物と、ハンドバッグなどの手回りのもの合計2点までかつ合わせて7キロまでとなっている。サイズは56センチ×36センチ×23センチまで。
受託手荷物は、15キロから購入可能で、5キロごとに料金が設定されている。20キロの場合は、上記4路線とも2,600円となっている。
ピーチ
大阪/関西〜台北/桃園・高雄・香港線、東京/羽田〜台北/桃園線
機内持ち込み手荷物は、キャリーケースなどの大きな手荷物と、ハンドバッグなどの手回りのもの合計2点までかつ合わせて10キロまでとなっている。サイズは3辺の合計が115センチ以内または各辺が55センチ×40センチ×25センチ以内まで。
受託手荷物は1個20キロまで同一料金。ピーチでは、国内線と同じく受託手荷物の価格は重さではなく個数ごとに設定されている。20キロを超える場合はインターネット予約することができず、空港やコールセンターで追加料金を支払う必要があるので、スーツケースを2つにわけるなどして2個または3個分の受託手荷物を支払う方が安く済む。20キロの場合は、上記5路線とも2,800円となっている。
バニラエア
東京/成田〜台北/桃園・高雄・香港線、大阪/関西〜台北/桃園線
機内持ち込み手荷物は、キャリーケースなどの大きな手荷物と、ハンドバッグなどの手回りのもの合計2点までかつ合わせて10キロまでとなっている。サイズは56センチ×36センチ×23センチ以内まで。
受託手荷物は20キロまで同一料金で、20キロを超える場合は5キロごとに1,000円がかかる。20キロの場合は、台湾(台北・高雄)線が3,000円、香港線が4,000円となっている。
スクート
東京/成田〜台北/桃園線、大阪/関西〜高雄線
機内持ち込み手荷物は、キャリーケースなどの手荷物1個までかつ7kgまでとなっている。パソコンが含まれていると10キロまでとなる。サイズは3辺の合計が115センチ以内または各辺が54センチ×38センチ×23センチ以内まで。
受託手荷物は20キロまで同一料金で、20キロを超える場合は5キロごとに1,000円がかかる。20キロの場合は、上記2路線とも2,000円となっている。
タイガーエア台湾
東京/成田〜台北/桃園・高雄線、東京/羽田〜台北/桃園線、大阪/関西〜台北/桃園・高雄線
機内持ち込み手荷物は、キャリーケースなどの大きな手荷物と、ハンドバッグなどの手回りのもの合計2点までかつ合わせて10キロまでとなっている。サイズは54センチ×38センチ×23センチ以内まで。
受託手荷物は15キロから購入可能で、5キロごとに料金が設定されている。15キロを超える場合は5キロごとに400円かかる。20キロの場合は、上記全路線で3,200円となっている。
Vエア
東京/羽田〜台北/桃園線、大阪/関西〜台北/桃園線
機内持ち込み手荷物は、キャリーケースなどの大きな手荷物と、ハンドバッグなどの手回りのもの合計2点までかつ合わせて10キロまでとなっている。サイズは56センチ×36センチ×23センチ以内まで。
受託手荷物は10キロから購入可能で、20キロの場合は、上記2路線で3,200円からとなっている。
香港エクスプレス
東京/成田・東京/羽田・大阪/関西〜香港線
機内持ち込み手荷物は、キャリーケースなどの大きな手荷物と、ハンドバッグなどの手回りのもの合計2点までかつ合わせて7キロまでとなっている。サイズは56センチ×36センチ×23センチ以内まで。
受託手荷物は20キロから購入可能で、20キロの場合は、上記3路線で3,300円からとなっている。
機内持ち込み手荷物に関してはスクートのみ1点だけ持ち込み可能で、ジェットスターグループ以外は10キロまで許容されている。
上記の表は、東京・大阪発の20キロあたり受託手荷物料金を掲載している。各社とも機内持ち込み手荷物の規定には大きな差はないが、受託手荷物は購入できる重量が10キロからであったり20キロであったりと異なっている。台湾線に関しては、スクートが2,000円に対してタイガーエア台湾・Vエアは3,200円と1,200円の差がある。香港線に関しては、ジェットスター・ジャパンが2,600円に対してバニラエアは4,000円と、1,400円の差があり、受託手荷物を預ける場合は単に運賃だけを比較するのではなく受託手荷物料金を含めた比較をすると良いだろう。