ソラシドエア、機種・機材数検討へ 国際線チャーターも継続

ソラシドエア,737-800

ソラシドエアのボーイング737-800型機 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年10月

 ソラシドエア(SNJ)はこのほど、次期中期経営計画に向けた2015-2016年度経営計画の修正計画(ローリングプラン 2016)を策定しました。
 経営ビジョンは『新たな成長に向け、強いソラシドエアになる』を継続して掲げ、定量目標として売上高営業利益率は5%以上、ユニットコストは7.99円を目指します。オペレーション面では、就航率99.0%以上、定時出発率93.0%以上、定時到着率90.0%以上の高い運航品質を目指します。
 機材について、ソラシドエアは3月現在、全12機を新造機ボーイング737-800型機に統一しており、今後は「将来を見据えた適正機種、機材数の検討を進める」としています。
 路線便数は国内線では、2016年サマーダイヤをベースとして収益の最大化に向けた路便計画の検討を行い、国際線では2015年10月に実施した宮崎-高雄線のチャーター便運航経験をもとに、原則として年1回以上の国際線チャーター便を継続する見込みです。
 ソラシドエアは今回の発表で2016年度の損益は、売上高377億円、営業利益18億円、営業利益率4.9%、当期利益10億円を計画しています。