ザイマックス、ホテル事業参入　オフィスビルや商業施設のコンバージョンで関西に3店舗展開

ザイマックスは、オフィスビルや商業施設をホテルにコンバージョンする「不動産再生ビジネス」と、あわせて土地の有効活用を促進するため、新築でのホテル事業を開始した。

3月には「からくさホテル大阪心斎橋 I」「からくさホテル京都 I」を、オフィスビルからのコンバージョンで開業する。さらに年末には、関西国際空港対岸の泉南地区に、ロードサイドにある地上2階建ての商業施設からの用途変更によるホテルを開業する。この商業施設は2014年7月までコジマNEWりんくう羽倉崎店として運営していた。竣工は10月を予定している。ザイマックスでは、訪日外国人からの需要が高い、ツインルーム以上の部屋を基準として宿泊特化型ホテルの開発と運営を展開していく。今後3年以内に、約10棟、1,500室の運営を目指す。

すでにフィリピンのRobinsons　Land　Corporationとマーケティング・アライアンス契約を締結し、投資の可能性についても検討している。さらに、中国の春秋投資管理有限公司とも提携を行っている。

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