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中国国際航空、ボーイング777-200型機全機を退役・売却へ
中国国際航空は、保有するボーイング777-200型機全機を退役させ、売却する。中国の航空メディア「民航資源網」が、北京産権交易所が発表した情報をもとに報じた。
売却するのは、機体記号B-2059、B-2060、B-2061、B-2063、B-2064、B-2065、B-2066、B-2067、B-2068とB-2069の10機。うちB-2064、B-2065、B-2066、B-2067、B-2068とB-2069は既に退役しており、B-2059は3月26日に退役予定。残りの4機についても順次退役させる。
全10機の機齢は15年から17.4年。B-2064については既に北京産権交易所に売却情報が公開されており、機齢16年、総飛行時間41,259時間で、最低価格1億5,418万元(約26億8,273万円)となっている。
中国国際航空は、北京や成都を拠点とする航空会社。2014年に中国の航空会社として初となるボーイング747−8i型機を受領するなど機材更新を進めており、現在は90機以上を発注している。2016年にもボーイングに777-300ER型機6機を追加発注した。さらに、2015年から2016年にかけては、アディスアベバやオークランド、ハバナなどにも就航するなど、ネットワークを広げている。