寝台特急「カシオペア」、団体専用列車で復活へ 青函トンネルも走行

カシオペア

JR東日本は、3月20日札幌発をもって廃止を決めていた寝台特急「カシオペア」を団体専用列車として復活させる意向を固めたことがわかった。複数のメディアが報じた。

北海道新幹線の開通に伴い、北海道と本州を結ぶ青函トンネルの架線の電圧を20,000ボルトから25,000ボルトに上昇させることなどの理由で走行が難しくなるため廃止せざるを得なかったものの、JR貨物から牽引するEH800形電気機関車を借り受けることで運転が可能となった。

「カシオペア」は1999年にデビュー。12両編成で全室がA寝台個室となっており、上野発最後尾にあたる1号車に1室だけ設けられている「カシオペアスイート」はデビュー当初から発売開始時刻に瞬時に売り切れるなど人気が高いことで有名だった。

運転計画の詳細は改めて発表する計画。

(写真:EX-TRAIN)

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