ニューヨーク、2015年の観光客数は過去最多を記録 5,830万人に

ニューヨーク

ニューヨーク市とニューヨーク市観光局は、2015年のアメリカ国内外からニューヨークへの観光客数が、過去最多となる5,830万人となったことを明らかにした。

5,830万人のうち米国内からの観光客数は4,600万人、海外からの観光客数は1,230万人だった。中でも中国からの観光客は85.2万人で昨年比14%増。また、ビジネス目的は1,230万人、国際会議やミーティング目的は610万人となった。6年連続で増加しており、過去最高となっている。宿泊施設の提供室数は前年比6,000室増となる107,000室、宿泊日数は126万日増加し、3,370万日となった。

2015年にはホイットニー美術館、エリス島移民博物館、ワンワールド展望台、ブルックフィールド・プレイス、キングスシアター、ハイ・ブリッジやスタッテン・アイランド博物館などのアトラクション施設がオープンしたほか、メトロ7号線の新駅開設もあり、観光局では各地で「new New York」と銘打ち様々なイベントやプロモーションも実施した。11月には5つの行政区への冬場の需要喚起を狙った新たなキャンペーン「Unlock NYC」の展開に続いて「NYCレストラン・ウィーク」、「NYCブロードウェイ・ウィーク]、「NYCオフ・ブロードウェイ・ウィーク]など、各種プログラムを行い、今後も、さらなる観光客数増加に向けた活動を展開する。