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トリップアドバイザー、中国人旅行者の注目を集める海外旅行先を発表
トリップアドバイザーは、昨年秋の大型連休期間(中秋節・国慶節)に海外旅行をした中国人旅行者が訪れた都市、および冬休み期間の海外旅行先として中国人旅行者が注目する都市を発表した。
アプリの位置情報データをもとに、中国人ユーザーが実際に訪れたアウトバウンド旅行先Top10を集計すると、アジアとヨーロッパを訪れたユーザーが多かったことが明らかに。
特にベトナムのハノイやスペインのバルセロナ、東京といった都市が2014年よりも2桁以上ランクを上昇してランクイン。一方で、シンガポール、台北、クアラルンプールといった2014年に人気を集めた都市はランクが落ちており、中国人旅行客の興味の移り変わりが見て取れる結果である。
また、トリップアドバイザーのサイトにアクセスした中国人旅行者のデータから、冬休み期間にアクセスを集めたアウトバウンド旅行先Top10を集計したところ、大阪が最も多くのアクセスを集め、2位に札幌、5位に京都、8位に東京、9位に福岡と、日本から5都市がランクイン。日本は今中国人旅行客にとって最もアツい旅行先であり、目的地としては東京以外の都市に注目が集まっていることが浮き彫りとなった。
トリップアドバイザーのアジア・パシフィック社長リリー・チェン氏は「個人旅行を好む中国人旅行者、特に1980年から2000年前半に生まれたミレニアル世代は、海外旅行をする際にその地でしかできないようなユニークな経験を求めている。『トリップアドバイザー マオトゥイン(猫途鹰)』は、そんな旅行者たちにとってプラニングおよび現地滞在時に不可欠なサイトになりつつあります。中国人旅行者にとって日本はユニークな経験ができる旅行先として来年も引き続き人気を集め、中国人旅行者たちは更に日本に対する興味を深めていくであろうと考えている。」と中国人のミレニアル世代の考察について述べている。
■秋の大型連休期間に中国人旅行者が訪れた海外都市Top10 (括弧内は2014年順位との比較)
1位:バンコク(+3)
2位:パリ(+6)
3位:ミラン(+1)
4位:ローマ(+5)
5位:東京(+10)
6位:シンガポール(+10)
7位:ハノイ(+20)
8位:バルセロナ(+13)
9位:台北(-2)
10位:クアラルンプール(-8)
■冬休み期間の旅行先として中国人旅行者が注目した海外都市Top10
1位:大阪
2位:札幌
3位:ソウル
4位:台北
5位:京都
6位:シンガポール
7位:バンコク
8位:東京
9位:福岡
10位:香港