ルフトハンザグループ、旅客数・利用率が過去最高記録 2015年実績

ルフトハンザグループ

ルフトハンザグループ、旅客数・利用率が過去最高記録 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年8月

 ルフトハンザドイツ航空(DLH)をはじめとするルフトハンザグループは、2015年の総旅客数が過去最多の1億770万人を記録したと発表しました。この記録は前年実績を1.6%上回る水準となります。運航便数は100万便を突破。座席利用率は前年比で0.3%上回り、過去最高の80.4%となっています。
 ルフトハンザグループは過去数年間にわたり、利用者に提供するサービス改善に重点的な投資を行ってきました。この一環として、2015年はグループ航空会社に計17機の新機材を導入。今後10年間は機材更新等で新たに251機を導入し、機材の強化を進める計画です。
 また、全クラスでのキャビン改修、機内サービスの強化、機内ブロードバンドインターネット接続「FlyNet(R)」の拡充により、快適性をより一層向上させる考えです。
 これらの改善により、ルフトハンザグループは更なる需要を掘り起こし、これまで以上に多くの乗客にグループ航空会社を利用するメリットを提供すると説明しています。
 ルフトハンザグループの航空会社は、ルフトハンザリージョナルを含むルフトハンザドイツ航空、オーストリア航空(AUA)、スイスインターナショナルエアラインズ(SWR)、ユーロウィングス(EWG)。このほかブリュッセル航空(BEL)、ジェットブルー航空(JBU)、サンエクスプレス航空(SXS)にも出資しています。