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エアバス、12月16日にA380型機3機を受注 発注者は未公表
エアバスは、3機のエアバスA380型機を12月16日に受注したことを明らかにした。発注した会社は非公表。全日本空輸(ANA)が発注した機材である可能性がある。
2015年8月5日に開催されたスカイマークの債権者集会で、ANAホールディングスやインテグラルがスポンサーとなる債務者案への投票の見返りに、エアバスへ機材発注を行う可能性があると報じられており、日本経済新聞などは、ANAは2018年度にもエアバスA380型機を3機導入し、国際線に投入する計画と報じていた。
エアバスA380型機は、3クラスでは約500席、全てエコノミークラスでは850席程度の配置が可能。シンガポール航空、ルフトハンザ・ドイツ航空、大韓航空、アシアナ航空などが日本線に投入していた。スカイマークやトランスアエロ航空も導入計画があったものの、破産などで頓挫。マレーシア航空も売却を行う方針と伝えられている。近年の生産機はエミレーツ航空に引き渡される場合ほとんどで、受注はほぼ得られていない。
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