アメリカン航空、787やA350にプレエコ 767-300は退役へ

アメリカン航空

国際線にプレミアムエコノミークラスを導入するアメリカン航空 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年8月

 アメリカン航空(AAL)は国際線ワイドボディ機にプレミアムエコノミークラスを導入すると発表しました。このプレミアムエコノミーは2016年後期に導入予定で、ビジネスクラスに次ぐメインキャビンよりも上級の新客室クラスです。
 プレミアムエコノミーは、まず始めに2016年後期に就航するボーイング787-9型機への導入が予定されており、2017年に納入予定のエアバス350型機にも導入されます。
 アメリカン航空の787-9はビジネスクラス、座席を2-3-2構成の3列に配置したプレミアムエコノミー、レッグルームを最大6インチ延長したメインキャビンエクストラ、およびメインキャビンの各クラスから構成されます。
 プレミアムエコノミー利用者は、空港で優先チェックインと優先搭乗、受託手荷物が2個まで無料等のサービスが受けられ、機内ではオンデマンドのパーソナルエンターテインメント、ノイズ軽減ヘッドフォン、アメニティキット等が提供されます。
 アメリカン航空は今後3年間に、すべての777-300ER、777-200ER、787-8、A330にプレミアムエコノミーを導入します。767-300については今後退役を予定しているため、プレミアムエコノミーは追加されません。