JAL、インドの航空会社「ビスタラ」と提携

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インドのビスタラと提携したJAL © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年8月

 日本航空(JAL)とインドの航空会社であるビスタラ(VISTARA・VSS)は、乗客の利便性とサービス向上、相互送客による企業価値向上を目的とする包括的業務提携に向けた検討を開始することについて10月20日、合意しました。

 ビスタラは現在、ニューデリーやムンバイなどインド国内線でビジネスクラスやプレミアムエコノミーを導入するなど、充実したサービスを提供しています。同社のサービススタイルやコンセプトがJALに近いことから、JALは今後の提携関係を構築することで、両社の利用者の利便性をさらに向上させたい考えです。

 今後JALとビスタラは、利便性とサービス品質向上を実現させるため、各種施策展開に向けて検討と協議を行うとしています。

 ビスタラはタタ・グループおよびシンガポール航空(SIA)により2014年8月に設立され、2015年1月から運航開始。機材はエアバスA320を使用しており、将来的にはA320neoの導入を予定しています。