入れ墨お断りの温泉施設、約56％に　観光庁調査

観光庁は、入れ墨（タトゥー）がある外国人旅行者の入浴について問題になったことから、入浴の可否について全国各地の温泉施設3,800施設に実態調査を行い、結果を取りまとめた。

入浴を断っている施設は約56％、断っていない施設は約31％で過半数はお断りをしているという実態が明らかになった。また、シール等で隠すなどの条件付きで許可している施設は約13％となった。

入浴を断っている理由としては、風紀・衛生面により自主的に判断している施設が約59％となったほか、業界や地元事業者での申し合わせが約13％、警察や自治体の要請・指導によるものが約9％となった。

観光庁は今後の対応を検討するため、条件付きで入浴を認めている場合の具体的条件等について、さらに詳細な調査を行うとしている。

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