JAL、日本初の民間月面探査チーム「ハクト」と契約締結

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JAL、日本初の民間月面探査チーム「ハクト」と契約締結 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月

 日本航空(JAL)は10月22日、国際宇宙開発レース「Google Lunar XPRIZE」に挑戦するispace運営の日本初となる民間月面探査チーム「HAKUTO」(ハクト)とコーポレートパートナー契約を締結したと発表しました。

 今回の契約は、ハクトが開発している月面探査機「ローバー」と、JALが運航するボーイング787型機が同様に炭素繊維を採用していることが契機となり実現しました。

 今後ハクトは、JALで培われてきた整備技術やトラブルシューティングの手法を、月面探査機「ローバー」の運用・保守に応用するなど、技術的な連携を視野に入れ、お互いに協働することで世界初の民間による月面探査を目指します。

 ハクトはispaceが運営する日本で唯一GLXPに参加するチーム。ベンチャー、大学、そしてプロボノと、様々なバックグラウンドをもった人材が集まり、それぞれの特技を生かし合って月面探査ローバーの開発を行っています。