国土交通省航空局、3空港で全身スキャナーの実証実験 10月から12月に

国土交通省

国土交通省航空局は、保安検査の高度化の具体策として、保安検査を厳格化しつつ観光立国推進の観点から旅客流動の円滑化を確保できるよう、諸外国で導入が進んでいる先進的なボディスキャナーの導入を検討するため、運用評価試験を実施すると発表した。

試験日程は、関西国際空港第2ターミナルで10月15日から26日まで、成田空港第1ターミナルで10月27日から11月3日までと11月18日から12月3日まで、羽田空港国際線ターミナルで11月5日から16日までと12月5日から16日まで。それぞれ1日あたり4時間程度、一部の検査レーンを使用して行う。

また、2010年に成田空港で行った実証実験で、一部機械でプライバシー保護の面で課題があったものの、今回はプライバシー保護や健康への影響にも十分配慮された先進的なボディスキャナーを使用するとしている。

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