ANA、国際線12路線で機材変更 冬ダイヤから

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2015年度下期の航空輸送事業計画の一部を変更したANA © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月

 全日本空輸(ANA)は8月19日、2015年度下期のANAグループ航空輸送事業計画の一部を変更すると発表し、国際線のうち12路線で機材変更を実施します。

 機材変更を行う対象路線は、羽田や成田発着路線など計12路線。

 羽田発着のロサンゼルスはボーイング777-200ERから777-300ERに、パリ線は787-8から787-9に、ソウル(金浦)線は777-300ERと787-8から777-200ER・767-300ER・787-8に、ハノイ線は787-9から787-8に、マニラ線は767-300ERから787-8に、ホノルル線は767-300ERから777-200ERに、シアトル線は777-300ERから787-8に、北京線(12/11~)は767-300ERと777-200ERから787-9と777-200ERに変更します。

 このうち、ソウル線は2月以降、777-200ERを14往復/週で投入予定、ホノルル線は12月以降、767-300ERを再投入予定です。

 成田発着路線ではシアトル線の777-300ERが787-8に、マニラ線は767-300ERから787-8(12/3以降は777-200ERも投入)に、ジャカルタ線は787-8から767-300ERに、上海(浦東)線は787-8と777-200ERから787-8と767-300ERに変更します。

 関西線では青島線に投入している767-300ERを737-700に変更します。

 ANAは、ビジネスを中心に渡航需要が旺盛な北米とアジアの一部路線において、最新プロダクトの導入も行います。これにより、今年2月の全欧州路線に続き、全ての米国本土路線(9路線)においてもビジネスクラスでフルフラットシートの提供が始まります。