ANAの就航で期待高まるミラノ、観光や貨物需要の顕在化でデイリー化も見込む
ANAカラーのMRJ、翼胴結合完成まもなく
三菱航空機はこのほど、開発を進める次世代リージョナルジェット機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」について、進捗を公開しました。
6月8日に走行試験を開始した飛行試験初号機(機体番号:JA21MJ)は、各種試験並びにフィードバックを実施中。同2号機(JA22MJ)は全機の機能試験中。同3号機(JA23MJ)は艤装作業中で一部機能試験も実施中です。同4号機(JA24MJ)は艤装作業中。
そして同5号機(JA25MJ)は、MRJのローンチカスタマーである全日空(ANA)に敬意を表したANAカラーで、胴体はすでに結合が完了。現在は水平尾翼と胴体の結合作業中で、まもなく完成が期待されます。
MRJの初飛行は9月以降を予定。ANAへの初号機引き渡しは2017年第2四半期(4-6月)を計画しています。