スターアライアンス、アビアンカ・ブラジルの加盟承認

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スターアライアンス加盟各社長、アビアンカ・ブラジルの加盟承認 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年9月

 全日本空輸(ANA)などが加盟するスターアライアンスはこのほど、LOTポーランド航空(LOT)主催で、スターアライアンス加盟航空会社の社長が集まる社長会(Executive Board:CEB)を開催しました。本会議で各加盟航空会社社長は、利用者に提供するネットワークサービスをさらに向上させるための強化策を支持し、ブラジルのアビアンカ・ブラジル(ONE)が加盟することを承認しました。

 アビアンカ・ブラジルは、2015年7月22日にスターアライアンスネットワークに加わります。これによりスターアライアンスは、 南米最大で最も重要な市場であるブラジルにて、再び利用者に国内線サービスを提供することとなります。

 スターアライアンスのマーク・シュワブCEOは「アビアンカブラジルを迎え入れることになり、大変嬉しく思う。アビアンカ・ブラジル航空の加盟は、今年のネットワーク接続の強化策の一環だ」と、述べています。

 ブラジル最大の航空会社であるTAMブラジル航空(TAM)はチリのLAN航空(LAN)と合併したことで、2014年3月末にスターアライアンスを脱退し、ワンワールドに移行。これにより、スターアライアンスのブラジルにおけるネットワークは空白地帯となっていました。