キャセイパシフィック航空、香港国際空港の「ザ・ピア」をリニューアルオープン マッサージのサービスも

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キャセイパシフィック航空は、6月19日、大規模な改装工事をおこなっていた香港国際空港の「ザ・ピ

ア(The Pier)」のファーストクラスラウンジの営業を再開した。

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設計には羽田空港やマニラ国際空港のラウンジなどを手掛けた、ロンドンを拠点に活躍するイルゼ・クロフォード氏率いるスタジオイルゼ(StudioIlse)を起用。ラウンジ全体には天然資材や家具類、照明器具に選りすぐりの逸品を多用し、家のリビングルームのようなムードを演出。アート作品や音楽、食事なども、訪問客を家に招く際を念頭に選定されている。

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ラウンジに併設されている「リトリートエリア」は、「デイ・スイート」と称する計8カ所の個室とシャワーで構成。各室には仮眠用ベッド、読書用の照明器具、鏡、プライバシーへの配慮が施された厚手のカーテンを配し、好みの明るさに調整できる照明とブラインドも備えた。クルミ材で囲まれたデイ・スイート室内からは滑走路が一望できる。14カ所のシャワー室は、自然の石灰石と木材が用いられ、出発前にリフレッシュできる、落ち着きのあるプライバシーが保たれた空間となっている。

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ダイニングルームでは、シェフが調理する出来立ての料理のテーブルサービスのほか、パントリーでは素早く手にできる軽食メニューを各種取り揃え、時間により提供するメニューを入れ替える。フルサービスのバーでは様々なワインとカクテルを楽しむことができる。

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さらに、静かに読書が楽しめるザ・ライブラリー、6台のiMacを備えた「ビューロー」と称するビジネススペースも併設されている。

また、キャセイパシフィック・ラウンジでは初となるフットマッサージの無料サービスのほか、首や肩のマッサージも要望に応じる。

総座席数は231席。利用できるのは、ファーストクラスの乗客とザ・マルコポーロクラブのダイヤモンド会員、ワンワールドのエメラルド会員で、営業時間は午前5時半から最終便の出発まで。