ボーイング、737MAX初号機の翼の組み立てを開始 2017年納入予定

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ボーイングはB737型機の最新派生型である、B737MAX初号機の翼の組み立てを、米ワシントン・レントン工場で開始した。

組み立てを開始した翼は、レントン最終組立工場に新設された中央ラインで、年内にも初号機の胴体に取り付けを行う。レントン工場では、月産42機のペースでB737型機の製造を続けながら、B737MAX初号機を新設ラインで進める。

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エンジンは、CFMインターナショナル社の最新型 LEAP-1B、翼端板にアドバンスト・テクノロジー・ウィングレットを採用。初号機の納入は2017年の予定で、既に57社から2,720機を受注している。

ボーイング民間航空機部門の737MAXプログラム担当バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーであるキース・レバークーン氏は、「レントン工場は単通路機の製造で世界最高水準を誇り、現在このワールドクラスのチームが航空業界の未来に向けて737MAX初号機を製造している。予定通り製造に着手するという節目を迎えることができたのは、737シリーズと当社の開発・製造体制の成功を証明するものだと考えています」と述べている。

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