広島空港のA320滑走路逸脱、16日も一部便欠航

広島空港

広島空港のホームページより

 アシアナ航空(AAR)のエアバスA320(機体番号:HL7762)が14日夜、広島空港で滑走路から逸脱した事故の影響で、15日に同空港を発着する多数の便に欠航が決まっています。機体は着陸前の航空機に滑走路中心線の方向を示すILS(計器着陸装置)のローカライザーと接触して一部が破損しており、終日影響が見込まれます。

 日本航空(JAL)は10時50分現在、15日の広島空港発着便は終日、また明日16日は出発初便に欠航が決定しています。

 全日空(ANA)は15日に運航予定だった広島空港発着便の終日欠航を決めています。なお、ANAは近接空港の岩国空港を発着する一部便は、機材を一部大型化して運航します。

 アイベックスエアラインズ(IBX)は広島発着の仙台線と成田線の全便を決定し、春秋航空日本(SJO)も成田-広島線全便の欠航を決めました。

 国際線では中国国際航空(CCA)、中国東方航空(CES)、チャイナエアライン(CAL)が広島発着便の欠航を決めています。

 広島空港と航空各社は最新情報をホームページ等で確認するよう注意を呼び掛けています。