タイ・エアアジアXの札幌/千歳就航、不認可の可能性も 航空会社側は予定通り就航を強調

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タイ・エアアジアXが、5月1日より就航すると発表している、札幌/千歳〜バンコク/ドンムアン線の就航が、日本の国土交通省から認可されない可能性が高いことがわかった。産経新聞デジタルが、太田昭宏国土交通相が会見で新規就航は認めないと発言したと報じている。

タイ・エアアジアX側は、5月1日から6月30日までに運航する札幌/千歳線は、予定通り就航させると発表。7月1日以降の運航便は、国土交通省とタイ民間航空省が協議を行うとしており、出発日の変更や他の日本発着路線への振り替えなどの対応を受け付けていた。

これは、国際民間航空機関(ICAO)が、タイ航空当局に対し、「安全上の懸念(SSC)」を示したことにより、日本の国土交通省航空局が、タイの各航空会社に対し、新規就航便数や機材の変更などの認可を凍結すると通達したことによるもの。この通達を受け、タイ民間航空省(DCA)はICAOに対して是正措置を提出し、現在も審査が行われている。SSC発表前に運航していたタイ・エアアジアXの既存路線は、通常通りの運航することが認められている。

タイ・エアアジアX側は、現在のところ予定通り就航するとしている。

■ダイヤ
XJ620 バンコク/ドンムアン(23:10)〜札幌/千歳(07:50)
XJ621 札幌/千歳(08:55)〜バンコク/ドンムアン(14:10)

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