観光庁、2014年「訪日外国人消費動向調査」の確報発表 支出額や消費額は大幅増で過去最高記録

観光庁

観光庁は、「訪日外国人消費動向調査」の2014年の年間値の確報を発表した。

訪日外国人1人当たりの旅行支出は、前年比で10.6%増の151,174円。訪日外国人旅行消費額は、前年比43.1%増の2兆278億円と推計されており、いずれも過去最高額となった。

国籍と地域別では、中国が対前年2倍を超える5,583億円となり、総額の4分の1を超える額を占めているほか、タイ、台湾、マレーシアなどが対前年で大幅に増加した。

費目別に旅行消費額をみると、前年第2位の買物代が、前年第1位の宿泊費を上回って、第1位となった。特に、中国人の買い物代が127,443円と非常に高い。

旅行支出は、調査対象の全ての国で増加しているものの、一人当たりの旅行支出は、イギリスを除くヨーロッパ諸国とアメリカ、カナダ、シンガポール、韓国で前年比で減少した。

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