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エアバスは現地時間3月9日、デルタ航空(DAL)向けの改良型A330が塗装を完了し、トゥールーズの工場からロールアウトしたと発表しました。
この改良機は最大離陸重量を242トンに増加させたA330。航続距離は最大500海里(926キロ)延長され、燃費性能は従来機のA330ceoよりも最大2%向上します。これにより、改良型A330-300は最大13時間、同A330-200は最大15時間飛行することが可能になります。
同機には今後、GEアビエーション社製のCF6-80E1エンジンが搭載されます。
エアバスによると、1月時点で航空会社など9社がこの最大離陸重量増加型A330を選定しており、今回ロールアウトしたA330は年内、早ければ6月までにデルタ航空へ引き渡しを予定しています。