A330運航終了の1月 スカイマーク利用率55.1%

スカイマーク

2015年1月の輸送実績を発表したスカイマーク © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年8月

 民事再生手続き中のスカイマーク(SKY)は2015年1月の輸送実績を発表しました。全路線平均の提供座席数は前年比2.0%減の84万4897席に対し、総搭乗者数は昨年1月よりも7.3%減少し46万579人。全路線平均の座席有償利用率(ロードファクター・L/F)は前年同月比で2.8ポイント下回る55.1%となっています。

 期間中、利用率が最も高かったのは68.7%の羽田-札幌線。次いで同63.1%の羽田-神戸線、62.0%の羽田-福岡線、58.6%の羽田-鹿児島線、58.2%の福岡-那覇線と続いています。

 これまで好調だった羽田-福岡線と羽田-札幌線も利用率が6割台まで落ち込み、全席グリーンシートとミニスカートのCA制服で話題を集めたエアバスA330-300は1月末日をもって運航を終えました。

 一方、利用率が最も低かったのは30.9%の神戸-鹿児島線。1月29日より季節便として運航を開始した国内最長路線の新千歳-那覇線は、3日間平均で搭乗率32.0%。提供座席数1,062席に対し、期間中は340人が利用しました。

■スカイマーク 2015年1月搭乗率上位5路線 
羽田-札幌線 68.7%
羽田-神戸線 63.1%
羽田-福岡線 62.0%
羽田-鹿児島線 58.6%
福岡-那覇線 58.2%