スカイマーク西久保愼一前社長、保有株売却 2月2日から約1900万株

西久保愼一

スカイマーク前社長の西久保愼一氏が、保有しているスカイマーク株を市場で売却していることがわかった。

民事再生法の適用が申請された後となる、2月2日から4日の各日、2日に1702万株、3日に116万株、4日に80万株を売却した。売却日の終値で計算すると、約4億円弱で売却したと見られる。財務省関東財務局に提出した、変更報告書で判明した。

西久保愼一氏は、スカイマークの発行済株式総数の30.5%となる2791万株を保有していると見られているものの、5日以降も保有株を売却している場合、すでに全ての株式を手放した可能性もある。

西久保氏の親族と見られる、西久保遥也氏と西久保直輝氏もそれぞれ同2.9%となる273万株を保有しているものの、報告義務がある5%ルールに抵触しないため、保有株の売却を行ったかは不明となっている。

■関連記事
スカイマーク、投資ファンドのインテグラルと再生支援基本契約締結
スカイマーク記者会見 有森正和社長による経緯説明全文書き起こし
スカイマーク、民事再生手続開始記者会見 質疑応答一問一答(前)(後)
スカイマーク、沖縄/那覇〜宮古・石垣線と福岡〜仙台線運休を発表 名古屋/中部発着便の減便も
スカイマーク、エアバスA330型機の運航を2月1日より停止へ ボーイング737型機に統一の意向
スカイマーク、名古屋/中部〜沖縄/那覇・札幌/千歳線と茨城〜札幌/千歳線を減便へ 3月29日から
スカイマーク、仙台〜福岡線から撤退へ 3月28日で
スカイマーク、「運航は当面継続」 石垣・宮古撤退へ

詳細はこちら