ANA、クアラルンプール・シドニー線就航へ 一部報道

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全日本空輸(ANA)が、東京/成田〜クアラルンプール線の就航と、東京/成田〜ホノルル線の増便を来年夏ダイヤから行う方針を固めたことがわかった。各メディアが一斉に報じた。

東京/成田〜クアラルンプール線は、エアアジアXと日本航空(JAL)、マレーシア航空が運航しており、日本とマレーシア間ではシェアの過半数をエアアジアXが占めている。スターアライアンスユーザーの中には、あえてバンコクやタイでの乗り継ぎを行う人も多い。

東京/成田〜ホノルル線は、現在毎日1便を運航。競合する日本航空(JAL)は同3便を運航しており、一部の便では新型機材を投入するとともに、家族連れに向けたサービスを展開し差別化を行っている。他にも、ユナイテッド航空やデルタ航空、大韓航空、チャイナエアラインも運航しており、激戦となる。一方で、現在は東京/成田発着の全ての便が、日本を夕方から深夜に出発する便とホノルルを午前に出発する便に固まっているため、ダイヤ次第では”一人勝ち”も見込める。

ANAは他にも、東京/成田〜バンコク・シンガポール線の増便とヒューストン線の就航を発表しており、計5便を運航することとなる。また、東京/羽田〜シドニー線への2015年度中の就航も目指すとしている。

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