「早く帰りたい…」 マイナス52度で凍った旅客機、乗客が手で押し出発 

utair

ロシア・シベリアで、凍って動かなくなった飛行機を乗客が押して動かし、その後乗客を乗せて飛び立つという珍事があった。各メディアが伝えた。

ブレーキが凍結したために動かなくなってしまったのは、UTエアーの旅客機で、イガルカからクラスノヤルスクに向かう、ツボレフ134型機。イガルカの気温はマイナス52度だった。

天然ガスの技術労働者で帰宅するために搭乗していた約70人の乗客は、「早く家に帰りたい」との理由から立ち上がり、翼を持って30トンもの飛行機をプッシュバックさせ、飛行機は無事に出発した。

同機は間違ったグリスを使用してしまったために凍ってしまったと見られており、ロシア当局は調査を行う方針。

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