「A380型機の羽田乗り入れに期待、羽田と成田は使い分け」 ルフトハンザ・ガーナートCEO会見

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ルフトハンザ・ドイツ航空のカール・ウルリッヒ・ガーナート最高経営責任者(CEO)が来日し、オットー・F・ベンツ日本支社長とともに、10月28日、都内で会見を行った。

羽田と成田の使い分けについて、ガーナートCEOは、「横浜・東京圏は人口が充分いるので、2つの空港で十分対応できる。需要の状況は大変いいレベルになっている。当面は成田と羽田の2つを使い続けるという状況におそらくなる。羽田はビジネス目的を今後中心に考え、成田はビジネスクラスを減らしてエコノミークラスを増やした機体にするなど、お客様の需要、空港の状況、経済性を合わせて考えていく。」と述べた。

また、現在は乗り入れることができない、エアバスA380型機の羽田空港への乗り入れが許可された場合について問われると、「(10月26日より投入を開始した、ボーイング)747-8は満足している素晴らしい機体。2020年の東京五輪を考えると、A380が使えれば、それだけお客様のオプションが増えることになるので可能になれば。」と期待を示した。

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