航空券予約のベストなタイミングは? スカイスキャナーが調査結果を発表

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航空券の比較検索サイトのスカイスキャナーは、日本人に人気の上位9カ国地域(オーストラリア、中国、香港、韓国、フィリピン、タイ、台湾、イギリス、アメリカ)と日本国内の航空券の、予約に最適な時期について調査を行い、結果を公表した。

その結果、予約のベストタイミングは出発の8週間前で、年間平均価格より6.8%安くチケットを購入することが可能であることがわかった。

早く申し込むほど安くチケットを購入できるという訳ではなく、28週間前に申し込んだ場合、年間平均の航空券代より6%高い。出発3週間前より後に購入した場合、平均より高い価格となり、出発日の購入では平均値より20%以上高くなる。

月別で見ると、最も海外行きの航空券の価格が高いのは8月で、次いで12月。逆に最も安いのは11月で、次いで1月、2月の順となっている。

週別では、ゴールデンウィーク時期の4月30日の週出発の航空券が最高価格。次いで8月6日から19日、12月24日の週。最も安い週は、1月15日の週で、1月22日の週、12月10日の週が続く。

さらに、最も高騰するのは、12月出発のオーストラリア行き、その次がフィリピン行き。8月はアメリカ行きとイギリス行き。オーストラリアは、8月以外は平均より安く、12月だけが突出して航空券代が高くなる。

しかしながら、8月と12月に必ず価格が最も高騰するわけではなく、他の月に大きく高騰する行き先もある。香港は3~5月出発の航空券価格が高く、9月と1月が底値。台湾は8月、次いで5月出発の航空券価格が高く、1月が底値。中国は11月が最安値、5月と8月、10月も平均値を超える。韓国は5月が最高値で8月がそれに続き、2月が最安値となっている。

以上から、東アジアの渡航先は最も価格が高騰する月は行き先によって異なるが、共通して5月に価格が高騰する傾向があることが分かる。逆に、ゴールデンウィークでは中国、アメリカ行きは平均より6〜7%割高となる程度で最も安い。次いでイギリス、オーストラリアの順となっている。

お盆は香港のみ平均値で見ると最も安く、オーストラリアと中国が平均値の10%前後の値上がりとなり、それに続く。年末は、中国のみ平均値以下の約10%割安で、韓国、イギリス、台湾、香港が3~5%アップに留まり、比較的安い方だ。

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