スイス・インターナショナル・エアラインズ、世界初の「アレルギー・フレンドリー」な航空会社に 5月から新サービス導入で

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スイス・インターナショナル・エアラインズは、2014年5月から、ラクトースやグルテン不使用の代替食・飲料の導入や、キャビン内の改善など、新たなサービスを導入すると発表した。これらの取り組みにより、欧州のアレルギー研究機関・ECARFが定める「アレルギー・フレンドリー」な航空会社としての基準を満たす世界初の航空会社となる。

ラクトースを使っていないコーヒークリームや、人気のSWISSチョコレートバーのラクトース不使用版など、ラクトースやグルテンを使わない代替食や飲料を、標準サービスとして全フライトで提供する。アレルギーや不耐性を持つ利用者に対しては、フライト時間により、症状に合わせたキャンディーバー、ヨーグルト、ケーキなどの注文が可能。また、代替の乳製品やパン製品はスイス国内の全ラウンジでも提供する。

長距離路線の全クラスと欧州内路線のビジネスクラスでは、これまでと同様に出発時刻の24時間前までに注文することで、アレルギーに対応した特別食を提供する。

また、ファーストクラスとビジネスクラスでは、羽毛枕の代替品として合成繊維を使用した枕を提供するほか、鼻や喉を刺激する可能性のある装飾花や芳香剤の使用を取りやめ、化粧室には肌に優しい石けんを導入する。

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