ルフトハンザグループ、3ヶ月で2170万人を輸送 第1四半期実績

ルフトハンザドイツ航空

2014年第1四半期の輸送実績を発表したルフトハンザドイツ航空 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 ルフトハンザドイツ航空(DLH)をはじめとするルフトハンザグループ航空各社はこのほど、2014年第1四半期の輸送実績を発表しました。

 ルフトハンザドイツ航空、ジャーマンウイングス(GWI)、スイスインターナショナルエアラインズ(SWR)、オーストリア航空(AUA)は2014年第1四半期(2014年1~3月)、前年同期比0.5%増の合計2170万人を輸送。

 総運航便数はグループ全体で1.2%減少、座席利用率は0.5ポイント低下して平均75.6%、キャパシティ(有効座席キロ)は0.4%改善した一方、有償旅客キロは0.3%減少しました。ルフトハンザ グループによると、この背景にはドイツ統一サービス産業労働組合(ベルディ)がドイツ国内空港の組合員に呼びかけた3月のストライキが影響したほか、減少の原因として長距離路線に比べて短・中距離路線の接続便でキャパシティが大きく増加したことにあるという。

 ルフトハンザドイツ航空とジャーマンウイングスの第1四半期の総旅客数は、前年同期比1.5%増の合計1,580万人。座席利用率は0.7ポイント減の74.8%、キャパシティは前年並み、有償旅客キロは0.9%の減少となっています。

 スイスインターナショナルエアラインズの1~3月期の総旅客数は前年同期を2.1%下回る370万人、座席利用率は同0.7ポイント低下して79.1%でした。

 オーストリア航空の総旅客数は前年同期比2.3%減の220万人、座席利用率は0.2ポイント増の74.2%となっています。