JAL、サンパウロ線をボーイング787型機で復活検討 共同通信インタビューで

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JALが、経営破綻で撤退した、東京/成田〜サンパウロ線をボーイング787型機で復活させる意向であることが、共同通信が大西賢会長に行ったインタビューで分かった。

同路線は、ニューヨーク経由で週2〜3便を運航。32年間に渡って運航を続けていたものの、2010年9月末で運休し、サンパウロ支店も閉鎖していた。

また、新たに3月30日よりワンワールドに加盟したTAM航空とのコードシェアを行う見込みとしている。

なお、JALは、3月30日より、東京/成田〜ニューヨーク/JFK線をボーイング787型機で運航を開始し、1日2便体制となっている。

ブラジルには、日系企業の進出が相次いでいるほか、今年6月〜7月に開催するFIFAワールドカップや、2016年のリオ・デ・ジャネイロ五輪の開催で、渡航需要の高まりも予想されている。さらに、中型機で燃費効率が良いボーイング787型機を活用することで、採算ラインが低くなることも一つの復活検討の要員と言えそうとなる。

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