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全日空(ANA)は3月30日、サマーダイヤの羽田空港国際線大増便を記念し、昼間時間帯増便の初便となる羽田発ハノイ行きNH857便にあわせて、記念セレモニーを開催しました。
出発前、羽田空港146番ゲート付近にて行われた記念セレモニーでは、ANAの篠辺修(しのべおさむ)代表取締役社長が「この記念すべき日を迎えて大変嬉しく感慨深いものがある。多くの関係者の尽力のおかげで、たくさんの国際線増便が叶った。」と挨拶。式典には空港関係者等も参列し、テープカットや鏡割りでANAの羽田国際線増便を祝ったほか、ハノイ行きNH857便の乗客には振る舞い酒等も進呈。機材はボーイング767-300ERの機体番号「JA617A」を投入し、パイロット2名、客室乗務員8名、乗客208名を乗せたNH857便はほぼ定刻通りの午前8時47分にブロックアウト。搭乗率は約97.1%と、ほぼ満席の状態で国際線増便のスタートを迎えました。
国土交通省が割り当てた羽田空港の国際線発着枠を活用し、ANAは3月30日より羽田空港国際線ネットワークをこれまでの10路線13便から17路線23便へと大幅に拡大。ハノイ、マニラ、ジャカルタ、パリ、ロンドン、ミュンヘン、バンクーバーの7都市に羽田から新規就航し、バンコク、シンガポール、フランクフルトの3都市は増便します。
篠辺社長によると、国際線は70%から80%近い搭乗率を目標にすることで、採算は十分に取れると述べています。また、日本航空(JAL)との格差是正にはどの程度羽田国際線で貢献するのかという記者の質問に対しては、「色々な意味で格差については引き続き是正をいただくようお願いしたい。ANAとしては今回の羽田発着枠を有効に活用して、多くの人に乗ってもらえるよう工夫していきたい。」とコメントしています。ANAはこのほか、羽田国際線増便にあわせて同空港国際線と国内線のターミナル間乗り継ぎを最短動線で循環する「ANA HANEDA CONNECTION(ANAハネダコネクション)」の運行を開始したほか、ANAダイヤモンドサービスメンバーやファーストクラス搭乗者向けのANA SUITE LOUNGE(ANAスイート ラウンジ)にて、専属の常駐シェフが利用客から注文を受けてから調理を行うレストラン「DINING h」の営業も開始。
幅広いニーズに対応すべくサービス面も充実させ、今後拡大する海外渡航や訪日需要により一層貢献し、羽田国際線の利便性を総合的に向上させていく考えです。
■ANA 羽田空港国際線(’14/3/30~)
新規就航
NH857 羽田 08:55 → ハノイ 12:05 767-300ER(6月より787-8)
NH858 ハノイ 14:00 → 羽田 21:05 〃
NH116 羽田 21:55 → バンクーバー 14:55 767-300ER
NH115 バンクーバー 16:50 → 羽田 19:00(翌日) 〃
NH856 ジャカルタ 21:25 → 羽田 07:10(翌日) 〃
NH869 羽田 09:55 → マニラ 13:30 767-300ER(5月より787-8)
NH870 マニラ 14:40 → 羽田 19:55 〃
NH277 羽田 11:30 → ロンドン 16:00 777-300ER
NH278 ロンドン 19:35 → 羽田 15:15(翌日) 〃
NH215 羽田 10:25 → パリ 15:45 777-300ER
NH216 パリ 21:10 → 羽田 16:00(翌日) 〃
NH275 羽田 12:35 → ミュンヘン 17:20 787-8
NH276 ミュンヘン 21:25 → 羽田 15:50(翌日) 〃
増便
NH223 羽田 11:25 → フランクフルト 16:35 777-300ER
NH224 フランクフルト 20:45 → 羽田 14:55翌日 〃
NH841 羽田 11:05 → シンガポール 17:20 787-8
NH842 シンガポール 11:50 → 羽田 20:00 〃
NH847 羽田 10:50 → バンコク 15:25 767-300ER(7月より787-8)
NH848 バンコク 10:25 → 羽田 18:45 777-200ER 〃
NH855 羽田 10:05 → ジャカルタ 15:40 787-8