エミレーツ航空、世界最大規模の塗装ハンガーでの航空機の再塗装風景をYouTubeで公開 

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エミレーツ航空は、ドバイ国際空港に同社が保有する世界最大規模の塗装ハンガーで行った、航空機の再塗装作業の様子を動画で公開した。

エミレーツは、2013年に、保有機の約10%を占める21機の再塗装作業を完了。その作業には、合計6,550時間、273日間が費やされた。動画は一連の作業の様子をさまざまな角度からとらえ、早送りで紹介している。

塗装ハンガーは、サッカーの競技場2倍以上の広さで世界最大規模。塗装品質は、航空機メーカーの基準をも上回る設計になっている。年中無休24時間体制で稼働しており、熟練した専門スタッフを配して、つやがある輝く外装に欠かせない温度、湿度、空気流などの要素を調整する完全制御環境を整えた最新技術とシステムを活用している。

エミレーツ航空では、航空機の運用開始から7~8年で、外装塗装を全面的にはがし、新たな塗装を施すといい、ボーイング777の塗装剥離および再塗装作業には、1機あたり26~30人の作業班を動員し、わずか12~13日間で作業を終えている。

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