オリエンタルエアブリッジ、訓練中にノーズギア損傷 計12便が欠航に

オリエンタルエアブリッジ

訓練中にノーズギアを損傷したオリエンタルエアブリッジ Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 オリエンタルエアブリッジ(NGK)は機材点検作業に伴う機材都合のため、2月14日と15日に運航を予定していた便について、欠航および遅延便の決定を発表しました。

 これは、社内訓練飛行の離着陸訓練中にノーズギアが損傷したことに伴うもの。同機は2月12日13時27分に長崎空港を離陸し、同空港において6回の連続離着陸訓練を実施。14時22分同空港に着陸したものの、4回目の離着陸訓練を行った際に強く接地し、胴体前方外板等を損傷しています。損傷した機体はオリエンタルエアブリッジのボンバルディアDHC-8-201、機体番号「JA801B」。

 訓練飛行で乗務していたのは機長1名、訓練生1名の2名。乗務員のケガ人は出ていません。

 オリエンタルエアブリッジの運航機材は全2機で、この影響により2月14日と15日は1機のみで運航。長崎-壱岐線、長崎-対馬線、長崎-五島福江線の3路線で計12便が欠航し、同路線の5便が1時間15分の遅延便として運航を予定しています。

 なお、運輸安全委員会(JTSB)はオリエンタルエアブリッジの損傷した機体「JA801B」を2月13日より調査中としています。