
JAL、空港空席待ちと当日アップグレード空席待ちを変更
川崎重工業は12月9日、航空機製品の生産・組立工場である名古屋第一工場にてボーイング787-10を増産するため、同日より新工場建設に着手すると発表しました。
ボーイング787派生型機向け名古屋新工場(完成予想図) reference:川崎重工業公式サイト
現在の名古屋第一工場南工場の東側に隣接し、2014年度末に竣工予定です。
川崎重工業ではボーイング787の前部胴体、主脚格納部、主翼固定後縁の生産を担当しており、新工場では既設工場と同種の生産設備を追加導入。メインは現在運航中の787型機の長胴型である787-10の前部胴体を生産し、生産能力を増強します。
ボーイング社は2013年6月に客席仕様300~330席の派生型機787-10を新たに787シリーズに加えることを発表し、現在開発中。787は日本では日本航空(JAL)や全日空(ANA)も運航しており、787シリーズの受注機数は1,000機以上にのぼります。