JAL、GE製エンジンの飛行規程の改定でボーイング787型機運航便中心に機材変更を実施

jal_b787_2

JALは、ゼネラル・エレクトリック社(GE)製のGEnxシリーズエンジンを搭載した航空機の飛行規程を改定する旨の通知があったことを受け、GE製のエンジンを搭載するボーイング787型機の一部路線で機材変更を行うと発表した。

GEnx-2Bエンジンを搭載した、他社ボーイング787-8型機が、積乱雲などの活発な雲域を航行中に一時的にエンジン推力が減少した事象を受け、飛行規程が改定されたとのこと。

JALでは、積乱雲などの活発な雲域を回避した航路を航行しているため、飛行の安全は確保されているものの、さらに雲域を大きく避けて運航する必要があり、大幅な遅延や欠航の可能性が高まるため、機材変更を行うとしている。

機材が変更になるのは、以下のとおり。

機材変更便(2013年11月25日〜30日)

JL749/750 東京/成田〜デリー B787-8⇒B777-200ER
JL719/711/712/710 東京/成田〜シンガポール B787-8⇒B767‐300ER(一部はB777-300ER)
JL35/36 東京/羽田〜シンガポール B787-8⇒B767-300ER
JL869/860 東京/成田〜北京 B767-300ER⇒B787-8
JL29/26 東京/羽田〜香港 B777-200ER⇒B767-300ER
JL90/91/92/95 東京/羽田〜ソウル/金浦 B767-300ER⇒B767-300(国内仕様)
JL93/94 東京/羽田〜ソウル/金浦 B767-300ER⇒B737-800(一部はB767-300国内仕様)

詳細はこちら