楽天トラベル、年末年始の海外旅行動向を発表 高単価の「贅沢旅行」が人気 

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2013年10月30日、楽天トラベルは、2013年12月28日〜2014年1月5日の年末年始期間の海外旅行予約動向を発表した。

今年の年末年始の海外宿泊予約は、9連休となる日並びの良さに加え、アベノミクス効果もあって、海外旅行の需要が高まっていること前年比88.8%増と大きく増加。例年に比べ、早期の予約が増えていることも特徴となった。

特に、景気動向に左右されやすい30〜50歳代の働き世代の予約が好調。例年より宿泊単価が20.1%増と高単価傾向で、“贅沢旅行”が人気になっているほか、1月出発が人気になっている。

エリア別に見ると、香港は前年比204.6%増、タイは同140.1%増、シンガポールは同136.9%増、台湾は118.7%増、アメリカは99.1%増となった。

また、上記5エリアが人気の理由は、香港は食文化やアクセスの良さ、クリスマスイルミネーションやカウントダウンのイベントが人気であるため。タイは両国間の関係が良好であるため日本線増便などで利便性が高まっているほか、アクティビティがリーズナブルな価格で楽しめるから。シンガポールはマリーナ・ベイの人気や、アクセスの良さ。台湾はLCCの増便や短期でも楽しめること。アメリカは「ブランドUSA」として日本人の集客に力を入れていることを挙げている。

都市別に見ると、1位はグアム、2位台湾、3位ソウル、4位シンガポール、5位バンコクとなっている。また、前年比の伸び率では、ハワイ島が前年比763.2%増と急上昇。これは、ハワイ州政府観光局が日本市場を重要なエリアと位置づけ、離島の魅力を大々的にプロモーションしたことが大きな要因と見ている。

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