成田空港、入り口の検問廃止へ 今後は「爆発物探知犬」導入を検討

ノンストップゲート化を推し進める成田国際空港は、空港施設の入口での検問を今後廃止し、新たなセキュリティの導入を検討しています。

成田空港,検問

空港入り口の検問を廃止検討している成田国際空港 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

成田空港は入り口で、本人確認や荷物検査などの検問を実施している日本で唯一の空港。3月18日からの2か月間、ノンストップゲート化に向けた実証実験で危険物探知装置の導入を行ったものの、これを見送り。
危険物持ち込み対策については今後、「爆発物探知犬」の導入などの警備体制でノンストップゲート化を検討していくとしています。
旅客ターミナルビルにおける「PTB入場管理カメラシステム」については、2013度末までにおよそ150台のカメラを設置する見通しで、車両ゲートは車両の入場管理や記録を行うためのシステム整備を予定。2014年秋頃に完成する計画を立てています。