2020年東京五輪の波及効果を予測したホテル市場の分析レポートを10月に公表 

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総合不動産サービス大手の、ジョーンズラングラサールのホテルズ&ホスピタリティグループは、2020年東京オリンピック開催決定を受け、ホテル業界にベンチマークサービスを提供するSTRグローバルと共同で「オリンピック開催がホテルマーケットに与える影響(仮称)」と題するレポートを10月中旬に発刊すると発表した。

レポートでは、過去のオリンピック開催都市の事例を基に、2020年東京オリンピックが今後東京のホテル市場に与える影響や効果について分析する。

ホテルズ&ホスピタリティグループ マネージング ディレクター沢柳知彦氏は、「直近の北京やロンドンにおけるシティホテルの事例を見ると、開催決定から開催年までの7年間で、北京とロンドン共に年間平均で約10%の売上増加が見られた。北京はGDP成長率の高い新興国の首都、ロンドンは新規供給が増えにくい都市構造という特殊要因があるものの、東京への好影響は当然に期待できる」と述べている。

なお、レポート内容は、同社が主催し、10月下旬に開催する顧客向けセミナーでも発表する。