JAL、宮古・石垣など沖縄方面が人気 2013年7月利用実績

JALグループは2013年7月の利用実績を発表しました。国際線旅客数は前年比3.7%増の66万5919人、座席有償利用率(L/F・ロードファクター)は1.2%増の77.5%。国内線旅客数は前年比1.0%増の257万3440人、座席有償利用率(L/F・ロードファクター)は前年比0.9%減の59.5%でした。
国際線で利用率が前年比増となった方面は、前年比5.3%増の太平洋線(旅客数15万2606人)、同12.5%増の欧州線(同6万5127人)、同8.9%増の東南アジア線(同24万7326人)。前年と比べて利用率が上回った方面は前年比5.8%増の欧州線(利用率80.9%)、同4.7%増の東南アジア線(同75.8%)、同0.3%増のオセアニア線(同66.2%)、同3.5%増の韓国線(同75.8%)となっています。

JTA,SWALジェット,JA8999

2013年7月の輸送実績を発表したJALグループ。沖縄方面が好調に推移 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

国内線で最も利用率が高かったのは前年比1.0%増の羽田-宮古線(JTA直行便)。次いで同6.8%増の那覇-岡山線(搭乗率83.5%)。同7.0%増の伊丹-札幌線(同83.3)。
また、羽田-石垣線では前年比4.9%増の79.8%、関空-石垣線では前年比1.5%減の77.2%の搭乗率結果が出ており、沖縄方面の利用率が好調です。
一方、LCCと競合する路線では関西-札幌、成田-札幌、関西-那覇、成田-那覇線の4路線がJALグループ国内全路線の平均搭乗率に近い利用実績でしたが、成田-福岡線の搭乗率は前年比1.8%減の29.9%。この搭乗率の低さはANAも同様の傾向がみられます。成田-福岡線の7月の提供座席数は30,690席でしたが、結果2万席以上を空席のまま飛ばしたことになります。