「バニラ・エア」お披露目記者会見、囲み取材一問一答を全文掲載 

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2013年8月20日に開催された、エアアジア・ジャパンからリブランドされる、「バニラ・エア」に関する記者会見の囲み取材の一問一答は次の通り。

ーバニラ・エアを国内、海外のLCCと比べてどんな特徴のあるLCCにしたいと考えていますか
ひとつは、LCCの安かろう悪かろうというのは変えたい。日本の品質をきちっと。定時性、遅延率をきちっと。日本のお客様が利用していただける向上していきたい。サービス内容をシンプルにはする。第一、お客様に何度でも、何回、大勢、安く行っていただける。その中にも工夫の中に、サービススタンダードは上げていきたい。感動していただける旅を提供する。そういう面で新しいLCC。LCCはイメージ悪いが、我々は変えていく。成田をベースにして、本格的な新たなLCCとして、その次の展開についても計画しているが、次の段階になると思う。

ーエアアジア本体との販売システム、具体的に何が悪く、どうしたいのか。
まず、こうしたLCCモデルはウェブ、ホームページでの販売がだいたい主流。そこは日本のお客さんにとっては、使い勝手が悪い、安定性がないということ。完全に、我々は、今自らのシステムを12月の立ち上がりに向けて作ります。日本のお客様にとってシンプルで取りやすい。そして安定性のある。予約も含めて。それから、搭乗含めてもっとできるだけシンプルにしていきたいと思っている。

ー例えば電話予約も?
今もすでにコールセンターも設けているので、対象が老若男女、ファミリーいろんな方々いる。すべてご自分でウェブで予約出来ればいいが、まだまだそういった人もいらっしゃらない。旅行会社も、我々の使命は、新たなマーケットをつくっていかないと、既存のマーケットの中でお客様を取るのでは成功しない。我々は新たな需要を喚起する中では、旅行会社とも一緒に、就航先の地元も含めて一緒に新たな旅行需要を喚起する取り組みをしていきたい。

ー機材は当初A320型機2機だが、12月から国内線は事実上廃止になるのか?来年度の機材はどのくらい増やしていくのか、A320以外は?
いずれにしろ、詳しい路線計画は9月下旬に改めて発表したい。12月スタートは2機、2013年度には3機〜5機体制にできるだけもっていきたい。今のところ、2014年度では、8機体制。2015年度には10機までを一気に。やはりこういうモデルは、できるだけ効率よく機材をまわして、国内海外やっていくのが大事なモデル。2015年までに10機体制でいろんなディスティネーションをやっていきたい。具体的なところはこれから改めてご案内。

ー10機はA320?
いまのところは。いまのところは、ANAからのサブリース。

ー付帯収入の話があったが、貨物は?
いまのところは考えていない。今は、エアアジアと組んだ分でのメリットあったのかなと思うのは、売れる仕組み。成田でも、エアアジアカフェもあるが、機内含めていろんな販売やっているが、もっと売れるもの、価値あるものを提供すればお客様に買っていただける、もっと伸びる。今は付帯収入は、収入の17〜18%。20、25%くらいに。それにより、低廉な運賃を提供していけるのではないかと思っている。

ーピーチ・アビエーションとのブランド統合は選択肢として、議論としてあったか
全くなかった。今、間接的に関係はありますから。ピーチは、日本進出含め、非常に成功している。我々はいいところは吸収して、お互い切磋琢磨していきたいと思っている。

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(写真は、バニラ・エアFacebookページより)