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エールフランス、フランス玄関口の汚名を返上 ? 利用者の「91%が満足」
エールフランス航空は、816人の旅客に調査をし、このうち91%がパリのシャルルドゴール国際空港に「満足した」との回答を得たと発表した。
調査は同空港で今年の4月と5月に、英国、アメリカ、ブラジル、中国、インド、ロシアからの旅客を対象にアンケートを実施したもの。旅客のうち、チェックインの速さ89%、搭乗橋へのアクセス91%、清潔さ94%、雰囲気95%、安全面96%と多くの面で満足しているとし、相対的に「10人のうち9人はシャルル・ド・ゴール空港のサービスに満足している」と強調し、「ある特定の”神話”が一掃された」と主張している。
昨年、米・旅行サイトが発表したランキングでシャルルドゴール空港は「世界で最も嫌われる空港」「絶対に寝ちゃいけない空港」として不名誉にもその栄冠に輝いたほか、「世界で最も遅延便の多い空港3位」にもランクづけされ、空港職員の積極態度、衛生面、安全性、利便性、空港内レストランの質など総合的な分野でネットユーザーらから不評を買っている。”神話”とは、こうした悪評を指しているとみられる。
老朽化が進んでいるシャルルドゴール空港では、改修・改装がなされている最中で、新しい飲食店などもオープンしている模様。特にエールフランス航空が利用するターミナルはすでにリニューアルされているとしている。
エールフランス航空は、世界各国の旅客をサポートするため、フランス語と英語に限らず、中国語、広東語、日本語、韓国語、タミル語、ヒンディー語、スペイン語、ポルトガル語、アラビア語を話すマルチリンガルのスタッフによる多言語対応を行っていると説明している。