ボーイング787型機、エンジン部品不具合で欠航も

42

ANAがローンチカスタマーで、羽田〜フランクフルト線などの国内・国際各路線に就航している、ボーイング787型機。

エンジンを製造した、ロールスロイス社の部品耐久テストの結果、歯車が錆びて腐食し、損傷する危険性があることが判明し、ANAでは11機のうち5機で不具合の可能性がある部品を使用していることがわかり、2012年7月21日から該当する機材を使用する便の運航を停止している。

JALも同型機を運航していますが、ゼネラル・エレクトリック社製のエンジンを搭載しており、影響はありません。

ただし、問題が発覚する前の20日に、JALは羽田〜北京線に使用している同型機を、機材整備のため8月末まで他機種での運航に切り替えると発表している。

影響で、23日出発の羽田〜フランクフルト線が7時間以上の遅延となったほか、22日の羽田〜岡山・山口宇部線の一部便が欠航となりました。