【搭乗レポート】東京(成田)→ソウル(仁川)/大韓航空706便(ビジネスクラス)

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今回搭乗したのは、大韓航空706便。成田とソウル(仁川)を毎日1往復している、2階建て旅客機エアバスA380-800型機で運航される便となる。

この機材のビジネスクラスは、「プレステージスリーパー」が設置されており、180度まで倒れるフルフラットシートや、15.4インチ大型モニターなどが搭載された、最新鋭のシートとなる。

成田空港に到着したのは、7時30分。プレステージクラスの搭乗手続きカウンターで手続きをしていただきます。担当したのは、韓国人の女性でしたが、もちろん日本語での案内もバッチリでした。

かなり混み合っている、一般レーンを避け、プライオリティレーンよりセキュリティを抜け、大韓航空の「KAL Lounge」で搭乗を待ちます。軽食や飲み物などは揃っていますが、食事類は少なめ。

いざ、2階席に搭乗!

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大韓航空のA380型機では、2階はすべてビジネスクラス。エコノミー座席から騒音が聞こえてくることなく、静かな空の旅を楽しむことが出来ます。

ビジネスクラスのシート配列は「2−2−2」。ピッチも広めでゆったりと過ごすことができる。

窓側には、収納スペースがありますが、量はあまり入りません。

搭乗すると、客室乗務員の方がウェルカムドリンクとして、水かオレンジジュースを持ってきます。その後、離陸前に回収される。コートなどを上の棚に入れようとすると、預かっていただけるとのことでしたが、着陸前に返されてしまったので、棚に入れたほうが正解だったかも。

マーキュリー賞受賞のビビンバは絶品

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食事は、韓国食と洋食の2種類。ほぼワンプレートでサーブされる。

もちろん、機内食のオスカー賞とも称される、「マーキュリー賞」に選ばれた、大韓航空名物のビビンバが出てくる、韓国食をチョイス。

わかめスープがプレートに載り切らなかったり、パックご飯がそのまま出てくるなど、ちょっと微妙な感じはします。コチジャンの隣のパックはごま油で、入れると風味が香ばしくなる。

ビビンバには、ズッキーニや舞茸など、日本で食べるビビンバにはあまり入っていないような食材が入っている。味は確かにおいしく、朝にもかかわらず辛いビビンバを完食。

このほか、フルーツが少し出てきて、食事は終わりとなる。

フラットにしても前の座席に足が届かない!

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筆者の身長は175センチほどありますが、フラット状態にしても、前の座席に足が届かないほどの間隔があります。座席をフラットにしても凸凹は気にならず、かなり快適に睡眠が取れました。

また、隣に座っていた男性が鼻毛抜きをずっとしていて気になっていたのですが、たまたまシェルの存在に気づきました。シェルを閉めてみるとまったく隣の人の動きが見えなくなりました。これで隣の人に見られず、安心して自分も鼻毛抜きができます(笑)。

大満足の2時間40分

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ウェルカムドリンクから、食事、映画などを堪能していると、あっという間の2時間40分の空の旅でした。さすが、ビジネスクラスとなる。

この後、ソウルを日帰り観光し、A380で香港線に乗り継ぎました。さらに快適な食事やサービスは、後の記事でレポートします。