フィンエアーが座席指定を有料化、レガシーキャリアの収益源になる?

finnair

フィンエアーが、2012年11月以降の日本発着のフライトで、座席指定を有料化すると発表している。

現在、日本の航空会社では、座席指定は無料となっていますが、エアアジアなどの一部LCCや、海外の航空会社では有料化しているところもあります。

非常口座席などは、マイレージプログラムの上級会員等に割り当てられることが多かったですが、一般の乗客もお金を払えば指定できるようになる一方、並び席が良くても、空港に早く到着できない場合は離れ離れになってしまう可能性もあります。

区間・料金

フィンランド、スカンジナビア、バルト諸国間 6ユーロ

ヨーロッパ間 8ユーロ

アジア・北米、非常口付近の座席 60ユーロ

アジア・北米、最前列の座席 40ユーロ

アジア・北米、上記以外の座席 20ユーロ

適用外となる場合

フィンエアーのビジネスクラスの乗客。

航空券の予約クラスが、Y、B、H、G、A、X。

同伴者のいない未成年
団体旅行のお客様(予約クラスがG、A)
車イスのお客様など特別な配慮が必要なお客様(電話のみ)

フィンエアープラスのプラチナ/ゴールド会員
oneworldのエメラルド・サファイア会員

※日本発着便の予約クラスY、B、H、K、M、P、T L、V、S、N、Xは、2012年11月1日以降も無料。
※日本線への適用は、2012年11月から。

早くに空港に行ける人は指定の必要はなさそうですが、家族連れやグループで、チェックインがぎりぎりになってしまう場合は、注意が必要となる。