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空港でボランティアを募集、申し込んでみるとどうなる ?
自動チェックイン機で、デルタ航空の香港⇒成田線の搭乗手続きをしていると、最後のほうの画面で、「日程に余裕のある人を探しています」という表示が出てきました。カウンターには表示されていませんでしたが、荷物預け入れの際に聞いてみると、募集しているとのことでしたので、申し込んでみました。
条件は?
一番気になるのは条件。ちょうどこの時期は中国の春節前後ですので、満席の便も少なくありません。デルタ航空の場合、成田からアメリカへ乗り継ぎ客もいるため、別の便にすると乗り継げなくなる恐れもあります。
今回の募集では、デルタ航空公式サイトでの予約で利用できる、200米ドルのバウチャーを受け取る代わりに、1時間後のキャセイパシフィック航空への振替とのこと。1時間程度なら、空港で朝食を食べたり、ラウンジでシャワーを浴びていれば全く問題ありません。ですので、応募してみました。
搭乗券が変わった
搭乗券は、自動チェックイン機から出てきた搭乗券から、「SEAT REQUEST」と書かれた搭乗券に変更になりました。この時点で、事前に指定していた座席に座ることはできなくなります。例えば、カップルなど並び席を強く希望する場合、ボランティアに応募したものの予定通り搭乗出来た場合、離れ離れになることが予測される。
搭乗口でスタンバイ
デルタ航空の係員に、搭乗口付近でスタンバイするようにとの案内がありましたので、行ってみると、もう1名ボランティアに応募した人がいました。その後、座席が確保できたということで、新しい搭乗券をもらい、搭乗した。
座席に問題があることも
満席であるため、座席指定はもちろんできない。今回、搭乗できた座席は、リクライニングができない座席でした。このように、余りの座席が割り当てられると、3列の真ん中や、リクライニングができない座席、エンターテイメントが壊れている座席などという悪条件の座席に割り当てられることもあるので注意が必要となる。
特に、米国線やヨーロッパ線など、長時間の場合、かなりキツイと思われます。
ボランティアになった場合はかなり好条件
今回、ボランティアに選ばれた場合、キャセイパシフィック航空のマイレージ加算運賃で搭乗することになり、70〜100%のマイル、つまり2,000マイル程度が加算される。デルタ航空も、ボランティアの場合、乗ったこととしてマイレージを加算することもあるようですので、マイルの2重取りができることも。
また、マイレージだけではなく、ノーマル運賃で搭乗すると、プレミアムエコノミー座席やラウンジの利用ができることもありますので、ある意味、賭けだと思って外れた時には悪条件でも我慢するしかないでしょう。
国際線には数十回搭乗しましたが、初の募集でした。また、応募する機会があったらレポートしたいと思う。